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「お世話になりました」
「行ってらっしゃい、白蘭さん」
雅の感染が確認されて、白蘭はしばらく自宅に戻ることになった
これは雅の為であり、「彼女」の意志である
「行ってきます」
白蘭は、外が怖いはずなのに笑っている
(俺や雅がいるからだろう)
「ただいま あすか、雅」
『おかえり。』
本来ならば、コレでゴール
俺と雅と白蘭と一緒だから
「また、一緒に暮らせるね」
「だな。また、よろしくな!」
「ったく、白蘭…俺、今日まで独り寝だったんだから…手加減ナシだよ」
「ん、白も あすかがいい」
もう…白蘭の病気とか、雅の感染とか…どうでもいい
コレが俺等だ。
『さぁ、行こう ここからスタートだ!!』
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