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僕はびっくりした。
まさか犬だったなんて。しかも女の子だし。
僕がびっくりしてると、彼女は奪ったささみを一つくわえたまま、茂みから顔をだした。
それに勝負は付いてるわ。私がささみ2つゲットで勝ちよ。
彼女は得意げに勝ち誇ってる。
あんなのただの不意討ちだよ。勝負じゃないよ。
僕も負けじと言い返した。
不意討ち?面白い事言うわね。
アンタ、私の気配わかってたでしょ?わかってて油断したアンタが間抜けなの。
ささみ争奪戦は私の勝ちよ。
うっ…、言い返えせない。
いや、でも待てよ。いつささみ争奪戦、勝負するって行ったっけ!?
僕がくちを開こうとした瞬間彼女が先に話しかけてきた。
ねぇ、私と取り引きしない?アンタささみ好きなんでしょ?
彼女は奪ったささみをちらつかせた。
返せもともと僕のなのに。ちょっと泣きたくなった。
しかし僕は負けじと言ってやった。
僕はキミみたいな泥棒と取引なんてしないぞ、取引だなんて言って騙そうとしてるんでしょ!?
彼女は笑いながら言った、じゃ返してあげないと。
そしてささみをぱくぱく食べちゃった。
ガーンΣ(゜д゜;)
めっちゃショック!週に一回のお楽しみだったのに…
しかし、次の瞬間また驚かされた。
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