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彼女はしきりにご飯を気にしていた。本当に半分もらえるのか、心配なんだろう。
僕は彼女に優しく話しかけた。
そんなに遠くにいないで、こっちにおいでよ。
僕はつながれてるから、そっちにご飯持っていけないよ。
彼女はかなり警戒してるらしく、近づいてこない。
ちゃんと約束は守るから、ささみと交換ね。
僕は言う。
彼女はやっと近づいてきた。
近くに寄ると、彼女の身体にかなりの傷痕があるのが見えた。
かなりの危険を今までしてきたのか。
ささみは返すから先にご飯貰うわよ。
彼女は、僕が敵意がないとわかったようだ。
警戒しながらも一口たべると、後は一心不乱に、僕の事や回りも気にせずに食べだした。
ホントすごーい。(°Д°)
僕は驚いた。
よっぽどお腹を空かしていたんだろう、みるみるたいらげ本当に半分食べてしまった。
ねぇ、いつから食べてないの?
…… 一週間前から……
Σ( ̄◇ ̄*)エェッ
やっぱり野良じゃん
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