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桜は百合から目をそらし、次にまだへこんで泣いている椿を見た。
「うっうっ…」
「もう…椿姉ちゃん、泣き止んでよ。」
「うっうっ…」
「いい加減泣き止んでって!男だろ!」
【男】その言葉に一瞬椿は眉を動かし、ギロリと桜を睨んだ。
「俺は…女だあぁぁぁぁぁぁ!」
「あ、そうだった。てへ」
桜は右手を頭の上におき、なんちゃってポーズ【?】をしている。
他から見れば、頭にお星様のマークが見えてもおかしくないくらいだ。
「ったく…で、次は俺の意見か?俺は別に…」
「あぁ、椿姉ちゃんには聞かないから。
安心して♪」
その一言に椿…キレました。
「桜あぁぁぁぁぁぁぁ」
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