出会いそして別れ…

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――――――― あれから数分経つが 僕はまだ生きている 目の前にいる 綺麗な死神は、僕に鎌を振ろうとしない それ処か僕を見たまま 全く動かない でも、それは…今までの退屈な時間では無く 僕の人生の中で最も幸せで、楽しくて、短い時間だった 実際は一時間程経っていたが僕、いや、僕達には数秒程度にしか感じられなかった 静寂を先に破ったのは 僕だ 正「ねぇ、君の名前教えてよ」 彼女は直ぐに答えてくれた 死「榊原 愛華(サカキハラ アイカ)」 正「名前も綺麗だね…ねぇ愛華ちゃんって呼んで良い?」 僕は、驚くくらい積極的に成っていた もうすぐ死ぬから? 違う…純粋に彼女を知りたかった…綺麗だ何て言えたのは、純粋に彼女に嘘は言いたくないし、隠し事もしたくなかった 愛「……良いけど、私も正谷って呼んで良い?貴方も呼び捨てで良いから」 彼女は、少し照れくさそうに言う そんな彼女を見て僕は彼女を思う気持ちが抑えきれなくなった 正「愛華!」 思わず大声になる 彼女も少し驚いたのか ビクッと体が反応する 愛「な……に?」 愛華は少し不安そうに 上目遣いで此方を見てくる 正「初対面でこんな事言うの可笑しいかも知れないけど、我慢出来ないんだ! 好きです!付き合ってください!」 僕は頭をこれでもかってくらい下げて 愛華に告白した
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