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「信長様…」
信長は海斗に背を向け一言…
「首は光秀にはやらぬ!!海よワシの首をはねよ!!」
信長は座り腹を出した。
そして小さな剣を引き抜いた。
「海斗よ…この乱戦に生まれたワシらは幸せだっただろうか?ワシは弟を殺し、比叡山を焼いた…正しいか?と問われると少し考えてしまう。もしワシが生きてたらお主は猿の器を超えただろう…何も出来ないワシじゃが、最後は主に頼む。行くぞ!!」
そういうと腹を刺した
信長は苦痛な顔をして海をみてきた・・・
「また冥土で会いましょう!!さらばでございます!!」
剣をふりかぶして首にめがけふりおろした。
信長の首は地面に落ちた・・・
そのとき!!
本能寺が大きく揺れた。
「な、なんじゃ!!?」
地面が揺れ、景色が変わっていく。
海斗はそのまま意識を失った。
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