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「ごめんなさい。私、今は誰とも付き合う気はないの」
男子生徒は悲しそうな顔をした。
きっとこの日の為に色々頑張ったに違いない。
深雪は少し可哀相だと思ったが告白の返事を変える事はなかった。
深雪は慰める様に男子生徒の頬に手を添えた。
「でも、あなたが何か困った事があった時は私が卒業するその日まで私が手助けをしてあげる。
……恋人にはなれないけれどこれなら話す機会も増えるでしょう?」
深雪は笑いながら男子生徒に言った。
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