誕生日

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「…ほ、欲しいわけないでしょう!!破天荒な私がメール如き…、」 「そうか」 「そうでございますよ…!」 「そうか、欲しかったのか」 「はっ…、ばっ馬鹿なんですか…話を聞いてましたかっ…?」 「おう」 「わたくしは…、」 多分、顔が赤いだろう。恥ずかしくなって俯いた瞬間、自分は体勢を崩し目の前には徳井の顔があった。 「とくっ…」 「ん?」 「どけ…ろ」 「厭だな」 「…っ、」 やはり此方の願いは受け入れてもらえそうにない。 「誕生日おめでとう、吉村」
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