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「ねぇ…」
「………」
「おい」
「…………」
「テメェ」
「……………」
「シバくぞ?」
「………………」
なんか声かけられちゃった。テッヘ☆
ガン無視してんのに何か見てくんの。ってか凝視ってレベル超えてんの。
なんなのこの人。なんで美しい容姿にこのような魂が宿ってしまったの?
僕まだ何もしてないよ?何もする気ないよ?自己紹介だって普通だったよ?
なのになんかシバくとか言ってんの。
僕、芝刈られるのかな?
「ゾリゾリ~♪」
ブゥィーンという音とゾリゾリという音が耳元で聞こえる。
無視だ無―
ポトリ。と、机の上に何かが落ちた。
毛だ。YES毛髪。
「うあぁぁぁぁ……!!」
「のあぁぁぁぁ……!!」
僕と同じ様に驚き立ち上がる鶴見さん。右手にはバリカン。
僕は右モミアゲを触る。
アハハ。無ぇや。
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