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「此処がアルナテス学園ですか。相変わらず大きいですね…世界一なだけあります」
テラ・マスウィは一人アルナテス学園の前で呟いた。スラスラした敬語は慣れているようで容姿にあっている
するとテラの肩に15センチ位で、青いグラデーションの色をして赤い瞳をした鳥がとまった
「どうしたんですか???クロフォヌ。学園は人が多いのに駄目でしょう???」
とテラは肩にとまった鳥に向かって言った。傍から見たら可笑しい
それはそうだ。この世界の人々は魔物を化け物だと思っている。そして国王はある法律を作った
第26番:魔物を発見した以上自分の命気にせず即刻殺すこと
と国王は作り出した。この法律は平民は反対しているが、町には騎手が居て自分たちは手を出さず見ているのだ
『フン、人間など怖くない。どうせはまだガキ。我が負けるとでも?』
青い鳥――クロフォヌは嘴は動かさず喋った。周りには何故か人が居ないためクロフォヌが喋ったことはばれていない
「ハァ…クロフォヌ、いくら貴方が強いとしても此処の学園は貴族の集まり。その為、教師は強いですしガードマンがいます。何かやらかしたら騎手まで来ますよ…???」
テラは細く白い手で肩にのっているクロフォヌを指に乗せさせため息をしながら言った
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