一人かくれんぼ

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でも、これだと一人かくれんぼがもう出来ない… マイスイートハニーがズタボロだからな… はぁ。 マイスイートハニーことくまちゃんは、焼却処分しないていけない。 しかし、俺はくまちゃんに愛着を持ってしまった! ので、塩水吹き掛けて包丁で一回ブッ刺すなんて、出来るわけが無い! から、仕方なく先輩を呼んで、塩水吹き掛けて包丁でブッ刺してもらった。 「マイスイートハニーが…(泣)」 『マイスイートハニーってww』 せ、先輩に笑われた! でもでも! くまちゃんはマイスイートハニーだ! 可愛いんだよ! 「涼(先輩)の馬鹿ッ!くまちゃんの可愛さがわからないのかッ!」 『え、うん。』 即答ですかぁ… 「もう、俺泣くよ!?」 『はっ…勝手に泣いとけ』 鼻で笑われた! くそう! 包丁を振り回す俺。 『あぶねっ』 避ける先輩。 くまちゃんを投げる先輩。 「スイートハニィィィ💕」 抱き着く俺。 ズタボロなくまちゃん。 泣く俺。 軽く引く先輩。 こんな感じのが暫く続き、そして終わって、ふとリビングのドアを覗くと、 知らない少女が立っていた。 「ぎゃあああ!!(泣)」 『うわぁッ!(涙目)』 少女は徐々に透けていって、そして消えた。
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