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数日後…それは、日曜日の朝の事だった。
時刻は8時。
智は目を覚ましたが、高浜先生はまだ眠っていた。
「朝か…」
ベッドは1つしかないため、一緒に寝ている。
「先生、8時ですよ」
だが、高浜先生は、気持ち良さそうに眠っている。
「先生…まぁ、いいか。今日は休みだし」
智は、服を着ると、再び高浜先生の元へ来た。
「先生…高浜先生」
先生は、まだ眠っている。
智は、ふと、こないだ言われた言葉を思い出した。
(名前で…)
智は、高浜先生の耳に顔を寄せた。
「…恵介さん」
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