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♪~♪♪~
携帯が鳴る
かちゃっ…
イスに座った黒いコートを身にまとった男が出る
?『はい』
電話の相手は男のようだった
男『クレメスさんですか?』
クレメス『…そうだが?』
男『なら良かった…』
ボガァァァァアンッ
クレメス『なっ!?』
ドアが吹き飛ぶ
シュゥゥ…
クレメス『…誰だ』
白いスーツの男がゆっくり歩いてくる
男『ブラッド…フォックス』
クレメス『!』
ロミセス『初めまして、ロミセスと申します』
クレメス『…なぜその名を』
ロミセス『私は、ラファエル様の使いで参りました』
クレメス『大天使ラファエル…天界の者が私になんの用だ』
ロミセスはゆっくりクレメスの背後に回り
ロミセス『あなたの力を借りたいのです』
クレメス『力を借りたい?なんのつもりだ』
ロミセス『我々のような並の天界人では足を踏み入れることが出来ない所へ、あなたは踏み入れることができるからです』
クレメス『…魔界最深部か』
ロミセス『ええ、あなたならその左手とそこにある"トライバルガン"があるかぎり、魔界最深部までいっても強力な魔力から人体を守ってくれますからね』
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