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龍「じゃあ、みんなで決勝で戦おうな!!」
と言い、それぞれ予選をこなした。
翔太「楽勝だったな、龍。」
龍「まぁ俺らの敵じゃなかったってことだな」
龍と翔太が話していると、
拓海「おーい、俺何とか決勝行けるよ!」
龍「やったじゃん!あとは和だけだな」
翔太「あいつ張り切ってたから大丈夫だろ」
龍「確かに!マネージャー入れるって言ってたもんな(笑)」
こんな話しをしていたら和が、ポツンと立ってるのが見えた。
拓海「ん!?あれ和だよな?」
翔太「あんな、デッカいのは和しかいねぇよ」
龍「和んとこ行こうか」
走って和のとこに向かう。
龍「和~!!!!……………………………ん!?」
拓海(泣いてるし!!)
翔太「おい、どうした和?」
和「……………」
ボソボソと拓海に耳打ちした。
拓海「負けたんだって」
龍「だから泣いてんのか!」
和「悔しくて泣いてるのとちゃうで!ただ………女の子にカッコええとこ見せれんのが辛いんやぁ!!」
拓海「そこかよ!!」
龍「分かる!!」
拓海「エッ!?」
龍「大丈夫だ和!わいに任せとけや」
和「兄貴ぃ~」
拓海(展開おかしいだろ!)
翔太「おい!」
龍と和の話しに割って出る翔太。
拓海(やっぱ翔太は違うよな)
翔太「和………。俺と龍が必ずマネージャーを入れるから待ってろ」
和「うん(泣)」
拓海(俺、入る部活間違えたかも…………)
そう考えた16の昼だった………。
話しを戻そうかな。
和を倒して、決勝に上がってくるほどのヤツがいるってことを誰も気付いていなかったのだ。
―決勝前―
体育委員「えぇ~、男子の決勝は、1組Aチームと、2組Bチーム、そして3組Aチームです」
龍「翔太?」
翔太「何?」
龍「2組Bは拓海だよな?」
翔太「そうだけど」
龍「じゃあ、3組Aが和を倒して来たってことだろ」
翔太「そうなるな」
龍「じゃあ、バスケ上手いヤツがいるかもな!!」
翔太「バスケ部に入れようってことか!」
龍「分かってんじゃん!!」
翔太「Fが欲しいよな」
龍「そうだな!てか、和に聞けば早いじゃん」
和のとこへ向かう2人。
龍「和?3組Aって強かったか??」
和「う~ん、どうやったかなぁ…。わいが女の子を探しとる間に終わってもうたからな(笑)」
翔太「そうか、まぁ拓海と最初に当たるから、見物といこうか」
ここで組み合わせを説明すると、最初に2組Bvs3組A、次に1組Avs2組B、最後に1組Avs3組Aである。
果たして、どんなヤツが現れるのだろうか。
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