My Way

波乱の予感

それに花村は、かなりの人格者で、チームの中心になっている。
拓海は頑張ったが、花村の前に成すすべなしといった感じで、負けてしまった。
審判｢３組Ａチームの勝利!!お互いに礼！｣
全員｢ありがとうございました―！｣
拓海が花村のところへ近づいて行く。
男１｢やったじゃん俺ら！｣
男２｢花村くんのお前のおかげだよ！｣
花村｢そんなコトないよ。みんなが頑張ってくれたからだよ｣
拓海｢ねぇ―｣
花村｢ん？君は２組の………｣
拓海｢火野拓海だよ｣
花村｢火野くんか…。僕は花村千春！で何かな？｣
拓海｢千春くんはバスケやってたの？｣
千春｢うん一応ね。火野くんもやってたみたいね｣
拓海｢そうなんだ。僕は小学校の頃少しやったぐらいだから、そんなに上手くないんだ｣
千春｢君はセンスはあるみたいだから、これからだよ｣
拓海｢ありがとう。１つ言っとくけど…｣
千春｢何？？｣
拓海｢１組は強いよ!!バスケ部(仮)が２人いるから｣
千春｢この学校にはバスケ部ないんじゃなかったっけ？｣
拓海｢作ってるんだ｣
千春｢へぇ～頑張ってね。じゃっ！｣
クラスのもとへ帰って行く千春。
拓海の後ろから、龍がやって来た。
拓海の肩にホンっと手をおいて、
龍｢アイツ強かったなぁ。大丈夫だ!!俺と翔太が勝から、拓海は俺らを応援しててくれ!!｣
拓海｢…………うん。｣
龍｢よし！じゃあ次俺試合だから｣
走って行く龍。
拓海(応援できないって！次、僕と試合じゃん!!どこまで本気か分かんないや…)
拓海は、そう思った。
まぁ、龍のフォローをするなら、……………………………………アイツは馬鹿だ！だから仕方ないってことで。
―第２試合目―
審判｢次の試合は、１組Ａと２組Ｂ。試合を始めるから、整列して下さい。｣
龍｢よし！行くぞ野郎ども!!｣
翔太｢おぉ！｣
龍｢翔太、俺らのクラスの女子とか集まってきてるぞ｣
翔太｢ここで俺らの株を上げとくか｣
２人の顔はにやけていた。
龍｢あれ？拓海何でいるんだ??｣
拓海(ホントに分かってないんだ!!)
拓海｢だから、決勝は三つ巴戦だからだよ｣
龍｢なるほどな｣
関心する龍。
翔太｢拓海、俺たちは負ける気しないんで、ヨロシクな｣
拓海｢僕だって負けない！｣
審判｢お互い礼。｣
全員｢お願いしまーす！｣
審判｢ジャンプボールをするから、セットして｣
ジャンプボールは翔太と２組で１番背の高い田中というヤツ(ありきたりな名前)が飛ぶ。