希望・絶望・僅かな希望

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拳銃を見た瞬間、全員の表情が凍りつく。 所長「君達には1人につき2丁の拳銃を配布する。 この拳銃は自分の体から10m以上離れることが無いように設定した。 奪われる心配はないぞ。」 所長は拳銃を思い切り投げた。拳銃は少し離れた所で止まり、垂直に落ちた。 所長「ほら、言ったとおりだろ? そして重要なのが、銃弾だ。 配布する拳銃には弾は入っていない。 弾はどこかに隠してある。 君達はそれを見つけなければならない。 弾が無いと抵抗出来ずに殺されるぞ。」 所長は笑っている。 気に入らない笑い方だ。 所長はこのゲームを楽しんでいる。
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