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あの日以来、翔は毎日のようにうなされている。
自分の愚かな行為を悔やみ続けている。
自分が殺してしまった相手や遺族の悲しみ。そして、自分の家族や友達の苦しみが直に伝わってくるようだ。
翔「とりあえず着替えないと。」
汗だくのからだをタオルで拭き、囚人服に着替える。
ちょうど着替えが終わったときに、看守が朝食を持ってきた。
看守「・・・・。」
何も言わずに戻って行った。いつも通りのことなのだが。
翔「もう少し愛想良くしてくれてもいいのに。」
ぶつぶつ文句を言いながらも翔は朝食を食べた。
あまり美味しくはないが全部食べた。
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