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翔「そういえば今日は何かゲームをするって言ってたな。」
翔はふと2日前に看守に言われたことを思い出した。
看守「2日後にちょっとしたゲームを行う。10時に来るから準備しておけ。」
翔「何のゲームですか?」
看守「・・・内容は気にするな。」
あの態度にはムカついたが、看守は確かにそう言っていた。死刑囚のためのゲームだからろくなものではないだろう。正直、行きたくないが強制参加ならしかたがない。
翔は壁に掛かった小さな時計を見る。
9時50分を指していた。
翔「あと10分!?危ね~。忘れてたら看守に怒られてたな。思い出せて良かった。」
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