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背後から銃声が聞こえ、
俺の肉をくわえ、
悦んでいた奴等の数匹が
蹴り飛ばされた様に
吹っ飛んでいく。
そいつらから空いた場所に
下りてきたのは、
軽いゴシックドレスに身を包んだ
金糸の髪を持つ、
碧眼の少女だった…
彼女は、その細い手にそぐわぬ
大きめの銃を両手に2丁構え、
そいつらの脳天や脚、胸…と
確実に動きを止められる箇所に
着実に銃弾を打ち込んでゆく。
そいつらが全部倒れ、
俺の意識が薄れていく中、
ぼんやりと見えた彼女の顔の
下半分を見ていると
彼女は俺の方に顔を向け、
哀れむような
微笑みを浮かべた唇で
3つ言葉を放った。
ま
た
ね
俺の意識はそこで途切れた…
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