第二章 嘘つき
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この前龍がふったはずの女の子がそこにいた… (え?あの子龍にふられた女の子じゃ…) 二人が歩いていたのは、まなみと龍が約束をしたあの坂道です。 「この坂道、龍と約束した、“ふたりの坂道”…私としか歩かないって約束したみち…」 まなみは、ふたりの姿を見ていると自然に涙があふれてきた。 「うっ…、この坂道…うっ…龍の嘘つきぃ~(泣)」
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