出会いは唐突に

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その病院の一室に ひとりの少女が眠っていた。 名前は 『冬椰 樹里様』 そう、ベッドの上のプレートに書いてある。 豪華な一人部屋に 彼女はひとり。 でもそれは長くは続かない。 なぜかって? パチッ――――ガバッ!!! 『よし。』 正解は 彼女には脱走癖があるからだ← 彼女は慣れた手つきで点滴の針を抜き取ると メモを残し 窓から去って行った。 (因みに、彼女の部屋は一階です)
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