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気絶していたのだろうか。
いつの間にか俺は列車の中から移動し、別の場所にいるようだ。
どこか見慣れた風景だった。
一つの大きな屋敷。
その周りを囲うようにして作られた花壇。
そこに咲く色とりどりの花々。
蜜を吸いに来た蜂や蝶。
その風景は、俺の田舎にそっくりだった。
もしかしたら、ここはもう外国じゃないのかもしれない。
その仮定を裏付ける出来事がすぐ直後に起こった。
それは、屋敷の中から現れた三人の仲が良い友達だった。
あぁ、これは夢じゃない。
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