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そして3つが男の子を産むには母体の子宮内ではなくてはいけないという事だった。この点については後で詳しく話してくれるらしい。
「さて。ここまでざっと話したけどわかったかしら?」
ずっと話し続けていた麻希奈は疲れた様子もみせずに尋ねる。
瀬名達は麻希奈がいった内容を何故か自然と覚える事はできたが、流石に座りっぱなしで聞く事に疲れてきていた。
不意に部屋のドアが開く。識が顔をだしていった。
「麻希奈。そろそろ妹達もダレる頃だろ。他の部隊の奴等がくる前に飯にしようぜ。」
「んー...そうね。じゃあ今回はここまで!皆ーご飯にするわよ。」
麻希奈は識の言葉に素直に頷くと、両手を叩いて終了の宣言をした。瀬名達は座り疲れていた事もあって、話しが終わったとわかると張っていた気が抜け、お互いに疲れた表情を見て笑った。
「全員起立!飯いくぞ。総員俺に続けッ!」
『はいっ!』
識の言葉に瀬名達は一斉に答えその後を追った。
「ふふっ..識ったらもう。」
部屋に誰もいなくなったのを確認した麻希奈は笑いながら、少し遅れて瀬名達の後を追った。
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