ラスボス戦

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「……今までごめんね、勇者。 私、こうなる運命だって知ってたの。 だから、ずっと勇者に冷たくあたってた…… だって、嫌われるように振る舞わないと、自分の想いがとめられなかったから…… 私……本当は…………勇者のことが……好……き…………」 王女は目を閉じ、そのまま美しく深い青の瞳を再び開けることはなかった。  
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