ラスボス戦

3/22
前へ
/71ページ
次へ
この女、ここに放り出しておきたいが、できないのを知っていてこんな態度をとりやがる。 「わかった。俺の背中に乗れ」 背を向けてしゃがんだ俺の頭を、王女は持っていた杖で殴った。 「私のカッコ見てよ。 この精霊のローブで、おんぶなんて無理に決まってるでしょ。 足が丸出しになっちゃうじゃない。 本当にデリカシーがないんだから」 お前にデリカシーがあるのかっ!?
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加