648人が本棚に入れています
本棚に追加
彼と歩くことに、抵抗を感じながらも店に着いた。
凌「お疲れ様です…」と、店に入った。
店長が直ぐに彼に駆け寄り、「オーナー。」と言ったきり彼に抱きついて泣きはじめた…。
彼は動けない…。
また、彼に腕を組まれている私も動けない…。
凌「いい加減にしろよな」と笑いながらも嬉しそうだった。
私も彼を心配していた店長の気持ちが伝わり、嬉しい涙が溢れた。
凌「龍也(店長)、彩を泣かせたな。」の声で店長は彼から離れた。
店長「すいません。つい、嬉しくて。」と目をこする。
凌「ありがとうな。本当に世話かけたよ。」と、笑顔を見せた。
店長「世話だなんて…。本当に良かった。」
それから、彼と私はスタッフとの会話を楽しんだ。
最初のコメントを投稿しよう!