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しばらく、スタッフとの会話を楽しみ、バー『ムーンライト』へ向かった。
二人で腕を組んで、夜の繁華街をあるいていた。
お客様を送り出す女性に、ふと目が止まった…。
私「愛さん…」
凌「愛だなぁ。」と、目を細める。
凌「相変わらず、頑張ってるなぁ」と、独り言のように呟いた。
愛「えっ」
愛さんは、彼を見つけて、驚きの声をあげた。
店のスタッフに手で店に戻るように指示を出すと、彼に深く頭を下げた。
着物姿の愛さんは、キラキラと光を放ち、クラブのママ、そのものであったが…。
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