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しばらくして、
愛「ごめんなさい。」と言いながら、彼から離れ、それでも尚、彼をまっすぐ見つめながら、「お帰りなさい。ずっと、凌さんが帰って来るのを待ってました。本当に良かった。」と、笑顔を見せた。
綺麗だなぁ…。女の私もみとれる美しさだった…。
凌「ありがとうな。今日は、うちの店に用があるから、またな。」と、私を心配そうに見る。
気づいた愛さんは、私に「ごめんなさい。つい、嬉しくて」と頭を下げた。
私「本当に入院中は、いろいろありがとうございました。お礼は、また今度、ゆっくり伺いますね」と、笑顔を返す。
凌「愛、仕事だろ。今度、店に行くよ。」と笑いかけた。
愛「本当に!!期待して待ってるからね。約束よ。」と、とびきり素敵な笑顔を見せると、私を見て、深く頭を下げ、店に戻って行った。
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