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通りを再び、腕を組み歩き始めた。
彼を見つけて、頭をさげたり、片手をあげる人…。
「おぉ!!」、「キャー、オーナー💕」と、声をあげる人、話しかける人…。
その都度、立ち止まり話をするから、なかなかお店までたどり着かない…。
私は、彼の横に笑顔で立ち、そんな彼を見ていた。
やっぱり彼は、この街の人なんだ。
当たり前だけど、そんな姿を見ながら、ひしひしと感じていた。
このまま、私が本当に一人占めしても良いのかな?
そんな思いが、膨らんでいた。
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