648人が本棚に入れています
本棚に追加
「乾杯」
三人でグラスを合わせる。
ゴクン
私「久しぶりだから、すごーく美味しい!!」
彼は、グラスのビールを一息に飲み干すと、グラスを見つめ、覗き、グラスの底をみていた。
マスターは、そんな彼をみながら、ニヤニヤと薄笑いをしていた。
私「グラスに秘密があるの?」と二人に聞くが、凌は、グラスを見ているし、マスターは、薄笑いのままだった。
私は、訳がわからず、再びグラスに口をつけた。
マスター「美味しいですか?」と私に聞く。
私「美味しいよ。この店のビールは、私にとって一番だもの。昔から、変わらない。」
マスター「それは、良かった」とニッコリ笑う。
最初のコメントを投稿しよう!