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家族で夕食を食べる。
当たり前のこと。
しかし、その当たり前が出来なかった我が家にとって、朝晩、家族揃って食事が出来ることが嬉しかった!!
そう思っているのは、私だけではなく、子どもたちは、夕食の時間に間に合うように帰宅する。
そして、時間があれば、家族揃ってリビングで過ごした。
優「親父、調子はどう?」私のいれたお茶を手にして、ソファーにいる凌の横に座った。
凌「何の問題もないさ。」
優「ならいい。」
凌「ん?何かあるのか?」
優「いや。別に。」
凌は、優斗の顔を少し見つめていたが、何も言わずに視線を私に向けた。
私は、優斗は何か話したい事があるのか?と思った。
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