総てが壊れた世界で・・・

プロローグ

そんな少女に少しイライラしながら声をかける少年がいた。

？？「オイッ！未来!！イチイチあんな奴に構うなよっ！」

未来「もう、どうして天道君のことになると酷く言うの？神崎君」

神埼「けっ。あんな奴どうだっていいだろう。授業は出ないし、誰とも話さないし。ただの根暗だろう」

未来「言いすぎだよっ！天道君にだって色々あるんだろうし、仲良くしようよ」

もうっ、腰に手をやりながら神埼と呼ばれた少年に論すように言う。それに対して少年は「けっ！」と、悪態を付きながら体育館に入って行った。その後ろ姿を見ながらため息をついた。

未来「もう、天道君。どこ行っちゃったの？」

とため息をもう一度付き体育館に入っていった。
その頃をとうの天道という少年は・・・・・・・屋上で寝ていた・・・・・・。