No1.謎の男

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ジリジリと体温を上昇させる夏 俺の物語はこの暑い夏に訪れた。 ◇◇◇◇ 「あーあぢぃ…」 暑い中グダグタと数学の授業を受けている。 俺の名前は、崎神大輝。 成績はイマイチで、補習なんて毎回の日常茶飯事なのだ。 運動は、まだできる方で前の球技大会では優勝に導いた位だ。 部活はめんどくさいから入っていない。 そんな事を考えて居ると後ろの席の、雨宮恵悟が肩を叩いてきた。 「なぁ大輝…」 「あ?」 「今日数学の補習だよな?」「あーそうだな」 「あー勉強してね」 「俺もー」
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