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しばらくすると予鈴がなり青木氏は教室を出ていった
「おっ。あった。見てくれよお前ら。」
ずっとパソコンを弄っていた刻が画面をこちらに向ける
「何?」
「青木氏の情報。読んでみ?」
「何々?・・・・」
青木 啓弌
二つ名"不死鳥"
名の通りどんな深手を負っても次の日には必ず完治していた。
死んでもしなない。殺してもしなない。
丸で死後、燃え尽きて灰の中から復活する不死鳥の様だからその名がついた
なお、現役引退後の詳細は極秘である
と記されていた
「へぇ・・・・結構強かったんだ。」
「それだけじゃねぇ。この極秘パスのブロックが半端無いんだ。それこそ国家機密級の情報クラスだ。」
「それってどういうこと?」
「青木氏には何か秘密がある。ってこったろ?あんまり人の秘密には深入りしねぇ方がいいだろ?」
「その通りだ、神前。いい忘れたが、お前ら次は第一訓練室に集合だ。」
みんなに連絡する青木氏
「あまり人の過去には触れないほうが身のためだ。
まぁ、遅刻すんなよ。」
そう言うと青木氏は去っていった
「・・・・んなこと言われたら余計に気になるぜ?」
刻が嬉しそうにする
「大変!もうすぐ本鈴なるよ?急ご?」
美琴の言葉で急いで教室をでた
「やっぱ、最近走ってばっかじゃねーかー!!」
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