9人が本棚に入れています
本棚に追加
三年前のあの日、俺は
聚楽魔法学院の校門前にいた。
「・・・・ここが俺の新しい家か。」
小さく呟き敷地に足を跨ぎいれた
「君、ツレいないの?」
校門を跨ぐと少年に声をかけられた
「あぁ。」
「クスッ。寂しいやつだな?
っと、怒んなよ?俺もツレいないんだ。
一緒にいかないか?
俺の名は
罪深 刻 (ざいしんとき)だ。よろしく」
そう言うと少年は手を差し出した
「よろしく頼む。刻
俺は
神前 創右(かんざきそうすけ)だ。よろしく」
創右は刻の手を握り返す
「なぁ、創右?
今、何時だ?」
創右は携帯を見る
「・・・・8時28分。」
「・・・・」
「・・・・」
「「遅刻だぁ!!!」」
二人して校門から全力疾走した。
これが俺と刻との出会いだった。
最初のコメントを投稿しよう!