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必死で走ったかいは有ったようで僕たちはどうにか時間には間に合ったようだ
「っは。この学校広すぎくね?走り疲れるゎ。」
「体力が無いですね?刻。そんなんで、よくこの学園に入れましたね?」
息を切らせている刻を笑う
「っせー。俺はデスクワーク派なんだよ。肉体労働は苦手だ。」
椅子に座り息を整えながら言い返してきた
「言い訳ですか?
それはそれは。失礼しました。」
大袈裟にリアクションをとる創右
「っ!おめぇぜってーダチいねぇだろ?性格悪すぎんぞ?」
「そうですか?あなたには言われたくありませんが・・・・」
「んなっ!・・・・」
「ほら。話、始まりますよ?」
創右は舞台を指差す
「今日は皆さん。
私はこの学園の学園長をしています
織原 十六夜(おりはらいざよ)です。
皆さんよろしく。」
学園長は若々しく、なんとも優しそうな方だった
「おい。創右。学園長って若すぎねぇか?
あの人ぜってー30行ってねーよな?」
刻が耳打ちをする
「あん?学園長は確か36だぞ?
まぁその若さで学園長になるってのも凄いけども」
半分寝かかってた創右は怒った
「って!マジかよ!?若すぎねぇか?!」
驚きのあまりに席から立ち上がる
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