第一章 初恋?

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しばらくして入学式が終わり生徒がゾロゾロ出てきました。みんながれいなの方を見てクスクス笑っています。 「おい!!如月!!」 「は、はい!!」 目の前に背の高い先生が立っていた。 「お前は俺のクラスだからな!!」 「あ…はい…」 れいなはトボトボ歩いて教室に向かった。 ガラッ れいなは自分の席でうつ伏せた。すると前の席の女の子が、 「ねぇ、あんた名前は?」 「え?如月れいなだけど…」 「れいなかぁ~。うち橘千夏よろしく☆千夏って呼んでね*」 「あ、うん。よろしく。千夏ちゃん」 「れいな、すげー度胸あんな(笑)」 「え?」(呼び捨て?) 「さっきの、やばいわぁ~(笑)」 こんな感じで、二人は盛り上がっていた。 ガラッ… 教室に、松田颯汰くんが入ってきました。すると、千夏ちゃんが、 「あ!!颯汰!!おはよー★」 「おはよう。千夏」 (え?松田颯汰くんのことを今、颯汰って呼んだよね) 「千夏ちゃん。松田颯汰くんとどんな関係?」 「え?ただの幼なじみだよ★」 「あ、そうなんだ。」 (ん?なんで今少しホッとしたんだろ?もしかして…)
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