第二章 孤独

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第二章 孤独

千夏が松田颯汰くんを呼んで私を紹介してくれた。 「颯汰!!ちょっと来てよ!!」 「何?千夏?」 「紹介するね私の友達の如月れいなちゃん!!★」 「あ、松田くん。よろしくお願いします」 「で、こいつが私の幼なじみの松田颯汰!!」 「よろしく。如月さん。」 (私、今松田くんとしゃべってる!!) ガラッ… 先生が入ってきた。 「新入生のお前ら、よろしくな☆このクラスの担任の赤城拓真だ!!アッツン先生って呼べよ!!」 「…。」 (何だよアッツン先生って…) 「まず、学級代表を決めるぞ!なりたいやつ手を挙げろ!!」 シーン…。 「…。じゃぁ僕がやります。」 「お!頼もしい!!じゃぁ女子はどうする!!?」 (松田くんがやったんだから私も…!!) 「じゃぁー…」 「私がやります!!」 (え?) 「お~やってくれるのか矢野!!」 「はい!!」 矢野さんがこっちを見てニヤリとわらった。それを見た瞬間すぐに分かった矢野さんは松田くんが好きなんだって…
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