第二章 孤独

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チュッ 矢野さんが松田くんの口に軽いキスをした。 ガタンッ 「え?如月さん?」 (松田くんには、窓越しに今、見えてるよね…。私の顔は、どうなっているだろか…。きっと、悲しい顔をしているよね…) タタッタ… 「如月さん!!!!」 れいなは、猛ダッシュで学校を出た。 (あんなの見るんだったら残らなければ良かった!!) 「うっ…(泣)」 〔やっぱり如月さん残ってんだぁ~*フフッもう少しで良いとこだったのにぃ~★〕っと矢野さんは心の中で思っている。 松田くんはちょっと悲しい表情をしている。 「松田くん、早く仕事終わらせようよ。」 「あ、うん…。そうだね」
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