君は僕の太陽7

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君は僕の太陽7

『…りょーすけ?』 「ッ…!」 ガバッと跳ね起きた。 「……、…あー…」 もうこれで何回目だ? ベッドヘッドにあるデジタル時計を見るとAM4:00。 起きるにはまだ早いが、俺は上体を起こして髪を掻き上げため息を吐いた。 昨日の航の寝顔を見て、無意識とはいえあんな事されたら頭から追い出せという方が至難の技だ。 可愛くて、艶やかで、…愛しくて。 だけどこの俺の気持ちが航にバレてしまえばもう一生隣には居られなくなるんだ。 ハグは友人同士とのコミュニケーションとして捉えられるが、それ以上───。 ………キスとか、女の子としてた事を航にしたいと俺は思っている。 真っ白なあの躯を染めたくて、汚したくて仕方がない。 でもそうすれば航を傷付けてしまうという恐怖が俺の理性を繋ぎ止めていた。
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