君は僕の太陽7

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一度ヌいて、自嘲しつつこれからどうするか考える。 今日も必ず会うし、ってか殆ど一緒に居るけど、逆に一緒に居るのが辛いなんて思いも寄らなかった。 航が好きで、…好き過ぎて。 もう航の顔をまともに見れなくなっている。 昨日は顔を俺の胸に押し付けた後。 『用があるから』とその場しのぎの嘘を吐いて離れ、悠太に体調が悪いと言って誤魔化し、そのまま早退したが。 大会も近いのに休んでばかりもいられない。 何より、航が心配する。 ─今日から出来るだけ距離を置こう。 そう決めた俺は、ベッドを抜け出してストレッチを開始した。
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