干物女

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「問題ありありだろ!!君と私は上司と部下なんだぞ、それに女と男だ…男と一緒に住んでいるなんて彼氏に知れたら君も困るだろ」 「…それなら大丈夫!私彼氏いないし、っというか恋愛とかいまいち興味なくて‥恋愛するより家でゴロゴロしてたいんです」 「…………わかった‥一緒に暮らそう」 「えっいいんですか‥やったぁ~」 「‥私なりに考えた結果君は女ではない‥散らかった洗濯物、雑誌、お菓子のかす‥20代なのに恋愛には興味はない、ジャージにちょんまげ‥‥君は女として終わってる‥よって君と私が一緒に暮らしてもなんの問題もない」 「‥女として終わってるなんて失礼な!!でもここから出て行かなくていいならいっか」 (この女ー一体なんなんだ‥) 「では、私は寝る」 「うっもう寝ちゃうの?部長も一緒に飲みましょうよ」 「嫌だ、絶対に嫌だ、死んでも嫌だ‥いや、生まれ変わっても嫌だ」 「ふんだ‥いいですよ~だ」
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