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この世界は
大きく歪んでいた
親達は仕事を捨て
また子供も捨て
クニの要の
政治家たちは
それを放棄し
もうこの世界は
一度終わりを
告げようとしていた
自由に生きたいあまり
みんなが終末を
向かえようとしていた
僕ももう終わり
を向かえるようだった
それも良いかと
僕は思っていた
残そうとしていた
僕の未来を作る
ロボットは
もう出来上がっていた
僕はそのロボットが
大好きだった
温かくて
優しくて
愛らしくて
そのロボットは
今を未来に繋ぐための
ロボットになったのだ
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