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ヤバ、しらけちゃったよ。
青年はオレを疑っている感じで言った。
「警察…呼んだのか?」
そう聞いた瞬間吹き出しそうになった。
「意外と心配性?呼んでないさ。」
そう言ったが、青年はまだ疑っているようだった。
「つーか、まずオレ携帯持ってねぇんだ。だから警察を呼ぶもなにもないだろ?」
「そうか、なら良かった。」
青年は安心して壁に寄りかかりながらしゃがんだ。
しばらくしてから青年はオレに言った。
「お前、なんで学校行ってねえんだ?」
なかなかストレートに聞いてくるじゃないか。
(うーん。あんまり人に話したくないんだけどな。)
「聞いたらビックリするぜ。」
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