☆クソゲーの始まり☆

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そんな泣けるゲームと聞いて胸をときめかせ、いざ起動させてみると…… 流れたのは先ほどもケータが述べたように、クソゲーの香りがする作品だった。 このゲームはすべてアニメーションのフルボイス。 アニメはまぁべつに普通の少女マンガっぽい絵だし、声優はなかなかの演技。 なのに…… まずこの作品の主人公、「夢見 乙女」のネーミングセンスが悪すぎる。 それに主人公の乙女のプロローグが支離滅裂だ。 世の中の男をあれだけバカにしときながら斉藤ソウカイに一目惚れとは、「結局人は外見なのか」とケータを悲観的にさせる。
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