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ついたのは学園から
15分もない所で
そこは
別世界だった
学園と変わらない位の
大きさの可愛い建物
薔薇が咲いたメルヘンなお庭
…これが寮?
まるでお伽話の中にいるみたい
中に案内してもらうと
まず最初に
螺旋階段、大きな噴水
赤いカーペット
その奥には
キッチン、ソファー
おっきなテレビ
…………あれ?
寮っていうより凄く大きな
1つの家みたいな構成のような…
「お部屋はこちらですよ」
「あっ…はい!」
なんだか
凄い広さに緊張してしまう
「何人の学生さんが
住んでるんですか?この寮は?」
興味本位で聞くと
案内人はニコッと微笑んで
「ここは Level5 の人しか
入れない寮ですから。
あなたを合わせると計5名ですね」
…………は?
頭が真っ白になった
ここ星華学園は
成績優秀、容姿端麗な
男子生徒4人がいるって
噂で聞いた事があったから
嫌な予感がした
「も、もしかして私以外は
全員…男とか…?」
案内人はニッコリ笑って
「ええ、そうですよ?
しかも学園内でとびきりの
美少年4人ですので…
女子から恨まれちゃいますかもね」クスッ
予感的中…
あぁ私の人生って…;
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