3rd stage-極寒地獄-

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あまりの寒さと悪夢で 正志は目を覚ました。 正志は自分の顔が一部 凍っていることに気付く。 ―僕は泣いていたのか。 そして周りが一面、 氷の世界になって いることにも気付いた。 「ここが第3ステージ…?」 とにかく寒い。 体を動かしてないと体ごと 凍ってしまいそうだった。 大樹がどこにもいない。 正志は辺りを見渡して 大樹を探してみた。 やはりいなかった。 だがひたすら向こうに 人らしきものが 横たわっているのに気付く。 「あれ…大樹かな」 正志は氷の上を 滑るようにして その人らしきものに 近付いていった。
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