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あれよあれよと景色は流れ、ここが何処か全く分からないまま、豪華なマンションが立ち並ぶ住宅街に到着。
駐車場に入り車を停め降りると、柩さんの後を着いて行く。
ここでも驚く事ばかりだ。
ここ何階まであるんだよ…!
エレベーターも速いスピードでどんどん最上階へと向かってく。
エレベーターが開けば扉一つ。
カードキー式で玄関が開けば後は薔薇色の宮殿が待っていた。
楓「どうぞ、中入って?」
私が足を踏み入れないでいると声を掛けられる。
だって、ここ……
テレビで見るような世界、
いや…!それ以上でそれをリアルに拝むとなると、そりゃ抵抗の一つや二つはありますよ!
一市民の私が入っていいのか?
なんて思いながらも、仕事にならないので申し訳なさそうにお邪魔する。
和「失礼します……!」
中を案内されリビングに行くと、キッチンと別でもう一つバーカウンターがあった。
和「うわぁ!……凄い!!」
思わず声を上げてしまう。
バーカウンターの後ろの棚には珍しいお酒の数々。
凝ったグラスに、冷蔵庫にも新鮮な果物達。
中々の手の込みように感動してしまう。
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