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楓「和沙君、大丈夫かい…?
すまない、飲ませ過ぎてしまったね。
少し横になって休んだ方がいい。少ししたら起こして家に帰すから、取り敢えず休みなさい。」
そう言われ、眠くて眠くて正しい判断なんか出来ず、ただただ早く横になりたくて頷いた。
肩をかしてもらい、歩くも自分一人の足ではままならず、結局柩さんに寝室に担ぎこまれる。
楓「失礼!気持ち悪かったらすぐ言って。」
そう言われお姫様抱っこで運ばれれば、寝室のベッドの上にそっと置かれる。
布団に体が沈み、柔らかく包むその気持ち良さに安心してとうとう意識を手放した。
まさか自分が、狼の目の前の“極上の餌”になっているとは知らずに-…‥
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