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「ふふ、ごめんなさいね。でも君に興味があるわ。」
彼女は分厚い手帳を取り出してサラサラと何かを書き、紙を俺に渡した。
「私の番号。君が良かったら連絡ちょうだい。」
彼女は席を立ち会計に向かった。
俺はただ呆然と彼女から受け取ったメモを眺めていた。
「あっ、あの!!待って下さい!!」
自分でも頭の整理は全く出来ていなかった…
「なぁに?」
「お…僕行きますッ…!」
「ふふッ。嬉しいわ。」
二人で喫茶店を出た。
「いつから来れるかしら?」
「今日からと言いたいのですが…明日からでも…。」
「わかったわ。明日は仕事がお休みだから19時にまたここに迎えに来るわ」
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